ハイスクールくらし最後の事例仕組の機会を作ってくれた部長のワンポイント

タイミングは春もこれからおわりを迎える5月の連休明けのことでした。
ぼくが通っていたハイスクールでは5月の末に球技ビッグイベントがありました。
球技ビッグイベントと言っても参加するのは動作部出席の学生といったボランティアの学生が競技に参加するだけで、
他の学生は競技を見ていらっしゃるのみが。
ぼくは動作部にも所属しておらず、また動作心が良いわけでもなかった結果、
実績2回の球技ビッグイベントに参加しませんでした。
ぼくが所属していたのは文芸部という信念のおプレイ群れ的部活でした。
そんなわけで、球技ビッグイベントのことなど殊更気にもせずに部室で延々と過ごしていました。
但し、今年は常にと違いました。
堅実月曜日の趣旨だったと思います。
少し遅れてきた主将が勢い良く部室の扉を開けて言いました。
「お前ら、球技ビッグイベントに参加するぞ!」
有無を言わせぬ主将の面構えは鬼気差し迫るものがありました。
何かあったのかとぼくが尋ねると
「本日、陸上部のやつにバカにされた。恨めしいから球技ビッグイベントで彼らを徹底的に薙ぎ倒したんねん」
その一言で団員たちは洗い浚いを悟りました。
こう言いだした主将を誰にも止められないのはわれわれが一番可愛く知っていたからです。
そうして、ハイスクール生涯最後の球技ビッグイベントに私たちは参加することになりました。
今にして思えば、こういう出席があったからこそ、何も楽しいことがなかったハイスクール生活に
唯一の記憶ができたとしていらっしゃる。